HSP気質の人はなぜ人の気持ちに敏感なのか?感受性が強いってどんな感じ?!

海外の研究では、HSP気質の人の脳は、右脳の活動が活発で、その影響でミラーニューロンという神経細胞の反応が高いと言われています。


きっと、脳には利き腕のように「右脳活発タイプ」と「左脳活発タイプ」があって、その生まれながらに活発な脳の使い方・機能の違いによって、『気質(脳の習性・性格)』のタイプが分かれているのではないでしょうか。

※HSP気質が最初に発見されたアメリカでは、「左脳活発タイプ」の人が人口の中では多いのか、HSP(右脳活発タイプ)の人の割合は人口の5人に1人という統計が出ているようです。ただし、この統計は時代や国によっての違い・HSP気質の認識の違い・社会状況なども考慮すると、どこまで現在の日本人に共通しているか・当てはまるかはわかりません。


では、HSP気質(右脳活動活発タイプ)の人の特徴となる、『ミラーニューロン』の役割や機能って何なのか?

ミラーニューロンの反応が強いとどういう事が起こるのか?

について、私自身の感覚と認識をもとに書いてみようと思います。


HSP気質(右脳の活動が生まれつき活発な人)の脳は、ミラー(鏡)ニューロンの言葉そのままに、周りの人の脳の反応(感情・気持ち・気分)を、同じようにトレースし同調する共感性・感受性が強く現れます。

※右脳の活動が活発だと、なぜミラーニューロンが活発になるのかは専門家ではない為、詳しく説明できませんが、もしかしたら、右脳側にミラーニューロンが多いのかもしれません。


その為、HSP気質の人は、『人の気持ちに敏感』に反応しやすい傾向が備わっています。


この反応は、相手の顔色や態度、場面を見た後で、色々考えて判断していると思われているかもしれません。


しかし、実際の感覚は『勝手に周りの人の感情に反応し同じような反応をしてしまう』『空気が流れ込んできて、勝手に同調してしまう』というような感じです。

※自分の意思とは無関係に、相手の気持ちという電波を受信して、その拾った電波をもとに反応するラジオのような感じをイメージしてもらえるといいと思います。


その為、どんなにHSPの人の前で、感情を心の中に隠していても、人の脳が感じている感情の反応(気持ち)を、HSP気質の人の脳は共感(自分の気持ちとして同じように反応する・相手の気持ちと同じように感じ捉える)してしまいます。


特に、子供の頃や無意識な状態でいる時に、周りにいる人の感情を拾ってしまう為、人が苛立ちや緊張・不安などのストレスを感じていると、そのマイナスな気持ちが伝わり、無自覚のまま情緒に影響を受けてしまう事があります。


ですが、共感できるのはストレスだけではなく、喜びや安心などのリラックスなど、人が感じる様々な気持ちに反応するので、幸せを感じている人や、楽しいと感じている人・うれしいと感じている人と触れ合う事で、そのプラスの影響も共有できる特徴があります。

HSPおじさんの独り言

私自身がHSP(エンパス)気質として、40年間過ごしてきた自身の経験をもとに、HSPあるあるや自分の気質(性格)でお悩みの方へのアドバイスになれればと思い、HPを開設いたしました。 人の感情に強く反応するHSP(エンパス)の感受性(共感性・協調性)により起こる様々な特徴や、その能力によって人の気持ちの変化や空気が読めてしまうHSPの人の感覚や考え方の詳細について書きますのでよろしくお願いします。

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